ページ更新日:2023年1月4日
※監修者は「50代におすすめの洗顔料」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事で紹介している洗顔料のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
肌の乾燥やたるみ、毛穴悩みなどが増えてくる50代。肌の変化に合わせてスキンケアの基本である「洗顔料」を見直すことがおすすめです。
そこで本記事では、50代の肌におすすめの洗顔料をご紹介。ドラッグストアのレギュラーアイテムから、プチプラ・デパコス商品まで幅広いラインナップでお届けします。
50代の肌にピッタリの成分が含まれている洗顔料を見つけ、正しい使用方法で健やかな肌に導いていきましょう。
洗顔はスキンケアの基礎です。肌には以下の7つの機能があります。
肌の機能
1:知覚
2:吸収
3:呼吸
4:分泌排泄
5:表情
6:保護
7:体温調節
肌には自分で洗浄する作用がないため、放っておくと汚れが蓄積します。ですから、毎日の洗顔は肌の健康を保つための基本のきと言えるのです。
また、肌自身では洗浄に関する自動調整ができません。そのため洗顔の見直しは年代を問わず定期的に行う必要があります。
ですが、スキンケアの中でも洗顔は意外と軽視されがち。若い頃からずっと同じやり方で洗顔しているという人も少なくありません。
しかし、肌悩みが大きく変わることが多い50代は、洗顔を見直す絶好のタイミングでもあるのです。ここでしっかりと見直しができれば、肌悩みの深刻化を防ぐことができます。
今回はどのように洗顔を見直せばいいのかについて、そして50代の肌に最適な洗顔の選び方をご紹介していきます。この記事を参考に洗顔を選ぶことで、「あの時洗顔を変えてよかった」と思えるようになります。
50代になると「たるみ」や「シワ」など、肌の弾力不足からくる肌悩みを持つ人が多くなってきます。弾力のない肌をゴシゴシ洗顔してしまうと、さらにたるみやしわは深刻化してしまいます。
原因は肌構造の変化。肌の弾力を司る基底膜のゆるみが原因です。人の体は形を変えてしまうと完全に元通りにはなりにくいもの。基底膜も、一度ゆるむと完全に元に戻すことはできません。
それに加え皮膚自体も硬く黄ぐすみがちになってしまいます。「なんだか今までのファンデーションの色が合わなくなってきた」のも黄ぐすみが原因のことがほとんど。今まで積み重ねたダメージだけでなく構造的にも肌に変化が出てくるのが50代の肌です。
50代の肌悩みに合わせた洗顔料の選び方があります。選び方のポイントは3つ。
・保湿成分の種類と量で選ぶ
・肌悩みに合わせて選ぶ
・肌に優しい洗浄成分で選ぶ
これらを順番に解説していきます。
洗顔後の肌は汚れとともにうるおいも流されて、乾燥しやすい状態になっています。
洗い上がりのつっぱり感やヒリヒリ感を抑えるために、肌のうるおいを保つ成分を配合した洗顔料を選びましょう。
毛穴汚れや肌のくすみなどの悩みがある場合、刺激の強い成分だと悪化させてしまうことも。
肌トラブルに合わせた洗顔料を使うことで美肌へと一歩近づきます。
50代のハリ不足はお肌の水分不足が原因で肌がしぼみやすくなった状態を指します。お肌にしっかり水分を含ませることで、ふっくらとした肌に導きます。
・コラーゲン
・ナイアシンアミド
・豆乳発酵液
・ビタミンC
・メリッサ葉エキス
コラーゲン配合の洗顔は多くあって、取り入れやすい成分です。
毛穴の角栓は古くなった角層と皮脂が混ざり合ったもの。角栓を分解するには酵素入り洗顔がおすすめです。
・パパイン酵素
・リパーゼ
・プロテアーゼ
体の中ではリパーゼは脂質、プロテアーゼはタンパク質の消化酵素です。脂質の皮脂、たんぱく質の古くなった角質層を分解します。毛穴のつまりが気になる人にはリパーゼ、プロテアーゼが特におすすめです。
くすみの原因は古くなった角質の蓄積です。古くなった角質を取り除くためにはピーリング効果のある成分が入った洗顔がおすすめになります。
・AHA
・ホワイトクレイ
ホワイトクレイは肌への負担も少なくミネラルの補給もできるので、洗顔をしながら栄養補給をすることができます。
毛穴悩みの際にオススメした「パパイン」「リパーゼ」「プロテアーゼ」の入った洗顔もおすすめです。
洗浄力の高いものは汚れを素早く落としてくれることができますが、その分肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。その結果、乾燥して肌荒れを起こしやすくなることも。
肌を守りながら汚れを落としてくれる洗浄成分として、アミノ酸系洗浄成分の洗顔を使うのがおすすめです。これらの成分が商品パッケージに記載されているかチェックしてみましょう。
・ココイルグルタミン酸Na
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルメチルタウリンNa
・ココイルグリシンK
ただ、アミノ酸系洗浄成分は肌に優しい反面、ヌルつきが残りやすいのがデメリット。そのため、泡が流れきってからさらに10回すすぐなど、洗い残しがないようにしっかりすすぎましょう。
洗顔は毎日必ず使うアイテムなので、毎日無理なく使える価格帯のものを選ぶのが重要です。
肌のターンオーバーの理想的な周期は28日前後と言われています。しかし、加齢によりターンオーバーが乱れるため、50代では60日ほどかかることも。
つまり、肌が生まれ変わるのに60日かかる50代の肌では、変化を感じるまでに2ヶ月以上かかるのです。
他人から見てもわかるような変化が出るまでには、さらに時間がかかると考えていいでしょう。
無理して予算オーバーのアイテムを一瞬使っても継続できなければ変化を感じることは難しいのです。自分の使いやすい価格帯から自分の肌に合う商品を長く継続して使用するほうが、理想の肌に近づきやすくなります。
毎日する洗顔だからこそ使い勝手のいいもののほうが楽しく洗顔することができます。使い勝手の悪いものだと肌にダメージを与えかねないからです。
例えば泡立てが苦手な人は、最初から泡で出てくるものや泡立て不要の塗るだけの洗顔を使ってみましょう。苦手ならいっそのことしなくて済む、使い勝手のいいものを使いましょう。
毎日する洗顔だからこそ「苦手なこと」をしないで済む洗顔を使うことで、洗顔が楽しくなります。
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自分にぴったりの洗顔を見つけた際に気をつけたいのが洗顔の使い方。実は洗顔方法を間違えるとさらなる乾燥やシミの原因になる可能性もあります。
洗顔の際に気をつけたいのは次の5点。
これらに気をつけながら洗うことで、美肌のチャンスを逃すことが少なくなります。また洗顔は多くても朝と夜の2回までにしましょう。
洗顔後のスキンケアのポイントは?
洗顔後はすぐに保湿をしましょう。洗顔では汚れとともに天然の保湿因子(NMF)や保湿膜(皮脂膜)も洗い流しています。NMFや皮脂膜の代わりになるスキンケアは1秒でも早く塗る気持ちでいることが大切です。
敏感肌が洗顔する場合に注意することは?
2点あります。
1.しっかり泡立てをする
2.ぬるい温度で泡を洗い流す
泡立てをすることで肌を摩擦するリスクを軽減させましょう。泡の弾力を使って押し洗顔をすることがおすすめ。
シャワーを浴びるときの温度や冷水は肌にとって刺激になります。少しぬるいと感じる温度が肌のうるおいを守りながら洗顔することができる温度になります。
NGな洗顔方法はある?
3つあります。
1.泡立てない
2.ゴシゴシ洗う
3.シャワーそのままや冷水で流す
泡立てないと肌を摩擦しながら洗うことになります。ゴシゴシ洗うのはその典型例。絶対にやめましょう。
シャワーや冷水は刺激のかたまりです。シャワーのぬるま水を手にすくって泡を洗い流しましょう。石鹸洗顔は洗浄力が強いので十分に保湿をするのを忘れないようにしましょう。
さまざまなトラブルが深刻化してくるのが50代。今までのダメージを肌は積み重ねています。だから50代の肌は優しく洗いたいもの。
そんなやさしく洗いたいときに選ぶ洗顔の基準は3つです。
1.保湿成分の種類と量で選ぶ
2.肌悩みに合わせて選ぶ
3.肌に優しい洗浄成分で選ぶ
自分の肌にぴったりの洗顔を使って、潤いのある健やかな肌の土台作りを行ってください。
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