※監修者は「40代の化粧水の選び方」について監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は監修者が選定したものではなく編集部が口コミを集計したものです。
※本記事で紹介している「化粧水」のうち、ニキビ予防や美白の効能・効果が認められているのは医薬部外品のみです。化粧品などには認められていません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
たまった肌ダメージが表面化するのが40代。肌のバリア機能が低下して、トラブルも増えます。
・肌が不安定な時期が増えた
・肌がたるんできて毛穴が気になる
・シミやシワが目立ちはじめた
40代はこういったエイジングサインも感じはじめる年代です。
肌トラブルを減らしみずみずしい肌を保つのに大切なアイテムといえば化粧水。自分の肌にぴったり合う化粧水選びは、40代のスキンケアでとても重要なことです。
ですが、自分の理想の肌と現在の肌状態の差を理解していないと、効率よく化粧水を選ぶことは難しいもの。
肌の悩みは、できるだけ深刻化させたくありません。年齢を重ねても肌に自信を持つために、40代向け化粧水の選び方をいっしょに見ていきましょう。
あわせて40代の人が「最後の商品」だと感じた化粧水もご紹介。自分の「最後の商品」選びにぜひ役立ててください!
40代になると徐々に増える肌悩み。肌が不安定になる時期も多くなり、それまでのスキンケアでは物足りなさを感じはじめる年代です。
くすみやシワ、乾燥、ハリ不足、シミといった40代の肌悩みは、加齢による代謝の低下とホルモンバランスの変化が引き起こします。
代謝が悪くなることでターンオーバーの周期が長くなり、それに加え女性ホルモンの減少により肌の水分量やバリア機能も低下。蓄積した肌ダメージが表面化しやすくなるのです。
もともとの肌質や蓄積した肌ダメージによって、現れる肌トラブルやエイジングサインは変わります。
自分のこれまでの肌と今の肌の状態は、今以上の肌悩みを予防するためにもきちんと確認しておきたいですね。
40代の人が化粧水選びでチェックしたいポイントは6つ。
・エイジングケア成分
・保湿力
・肌悩み対策
・肌負担の少なさ
・価格帯
・使いやすさ
この6つに気をつけることで、40代の化粧水選びが成功しやすくなります。では、詳しく見ていきましょう。
年齢を重ねると気になるのはエイジングケア。ハリが不足することで実年齢以上に見られることもあります。
なるべくハリを保ち、若々しい印象を与える肌を育てましょう。
ビタミンAの一種で、コラーゲンの生成を促すので肌の老化に効果的なレチノール、レチノールに似た効果があり、肌への作用が穏やかなナイアシンアミドは優秀なエイジングケア成分です。
20〜30代と比べ、40代の肌は水分量が大きく減少しています。水分不足による肌トラブルがそれまでより増えるため、保湿ケアはしっかり行いたいところ。
充分な保湿ケアを行うために、高保湿成分が配合されている化粧水を選びましょう。
年齢とともに減少するセラミド、肌の表面だけでなく内側にもアプローチするヒアルロン酸、肌の保水力を高めてうるおいに導くヘパリン類似物質は特におすすめの成分です。
40代にはセラミドを積極的に取り入れることをおすすめします。
セラミドは元々肌にある成分で、肌の細胞間脂質の約40%を占めると言われています。肌のうるおいやバリア機能を保つためには、とても重要な成分になります。
しかしセラミドは年齢とともに減少し、40代になると20代の約半分になってしまうと言われています。
そうなると当然うるおい不足から、さまざまなエイジングサインが出やすくなります。そのため外からセラミドを補う必要があるのです。
40代の肌にはさまざまな肌悩みがあります。自分の肌悩みにアプローチしてくれる成分が入った化粧水を使うことで肌を整え悩みを改善しましょう。
くすみやシミ対策に効果的なのは美白成分が配合されている化粧水です。しっかりとした効果を求めるのであれば、効果が認められた有効成分が配合されている化粧水を選びましょう。
有効成分が含まれた商品は「薬用」や「医薬部外品」という名前で販売されています。
また、成分によって肌へのアプローチが変わるので、以下の美白有効成分が2つ以上含まれている商品を選ぶとより効果が感じられます。
シワには乾燥によるシワ、たるみなどが原因でできるシワ、真皮のコラーゲンやエラスチンが減少するとできるシワなどがあります。
乾燥によるシワに有効なのは保湿成分。高保湿力のセラミドや肌がみずから潤う力の改善効果が唯一認められているライスパワーRNo.11は、より高い保湿力を持ちシワ改善にも効果が期待できます。
たるみじわや真皮のシワにはパルミチン酸レチノールやパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naがおすすめ。コラーゲンやエラスチンの生成を促すことでシワを抑制します。化粧水を購入するときは、以下の保湿有効成分をチェックしましょう。
年齢を重ねることでできるたるみ毛穴。肌のハリや弾力を支える成分が減少するためできやすくなります。
毛穴が開く原因は、皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりがほとんど。しかし40代になると、肌のハリ不足やたるみも毛穴の開きを引き起こす要因となります。
40代の毛穴対策は、皮脂コントロール以外にエイジングケアの成分を取り入れることが大切です。
まずおすすめなのがコラーゲンや加水分解エラスチンが配合された化粧水です。肌弾力の土台となる成分を取り入れることで、ハリの向上に導いてくれます。
また、肌の保湿力を高めてくれるセラミド配合の化粧水を使ってしっかり保湿をするのも効果的。
それ以外では、コラーゲンやエラスチンの生成を促すレチノール配合の化粧水もおすすめです。肌本来の能力を引き出すサポートをしてくれます。たるみケア穴や毛穴の開きに悩んでいる人は、以下の毛穴有効成分をチェックしましょう。
花粉・紫外線・空気の乾燥といった外からの刺激だけでなく、ホルモンバランスの乱れやストレスなどの身体的な刺激も肌に影響を及ぼします。
ひりつきや赤みが出やすいときには、成分配合数の少ない、シンプルな設計の化粧水がおすすめ。エタノールやメントール、角質をやわらかくする成分などを避け、肌を擦らないようにスキンケアするよう心がけてください。
化粧水に少量のエタノール(アルコール)が配合されていると、べたつきが軽減され使用感がとても良くなります。
しかしエタノール(アルコール)は、敏感肌には刺激になることもあるため、アルコール(エタノール)フリーの化粧水を選びましょう。
さまざまな美容成分を配合したエイジングケア化粧水は、ほかの化粧水と比較すると価格が高くなりやすい傾向があります。
化粧品は規定量を毎日継続して使うことで肌が整うため、続けて購入できるかも踏まえて検討してください。
毎日使う化粧水だからこそ、心地よく使用できるかどうかは重要なポイント。
40代向けの化粧水は、商品によってテクスチャの粘度や肌になじませたあとのしっとり感が大きく異なります。そのため、個人の好みにあった商品を選びやすいのがメリットです。
また香りの強さも好みを分けるポイント。LASELAの美容ログでは香りについても口コミが集まっているので、購入の参考にしてください!
40代向けの化粧水は商品によって粘土や肌への馴染みやすさが大きく異なります。
またさっぱり感が好みの方は水っぽさがあり粘土の少ないタイプ、しっとり保湿されていることを実感したい方はとろみの強いタイプが好ましいです。
香りの強さも好みを分けるポイント。
テスターやサンプルでお試しする際はテクスチャーや使用感に加えて香りもしっかり確認しておきましょう。
毎日心地よく使う上で、容器タイプもチェックしておくことがおすすめです。
特にポンプタイプはワンプッシュで使えて持ち運びもしやすく便利になります。
お肌の曲がり角が25歳と言われたのは昔の話。現在は40代のアラフォー世代が大きな曲がり角にさしるとされています。
肌の水分量は生まれたときが一番多く徐々に減少しますが、皮脂量は30代半ばを境に減少していきます。また肌本来が持つコラーゲンやエラスチン、セラミドなどの肌を支えるうるおい成分は減少傾向に。
「潤い」を補うスキンケアである化粧水の見直しが、40代の方の肌悩み改善や健やかな肌作りにつながるのです。
トゥヴェールは、ビタミンC誘導体に特化したスキンケアメーカーです。「トゥヴェール薬用ホワイトニングローションaEX」にはなんと6%ものビタミンC誘導体が配合され、美白ケアにおすすめの化粧水です。
さらっとしながらもコクがあり、うるおいキープ力が高い化粧水です。うるおいが失われていく40代の肌をしっとりと保湿し、シミを予防します。
乾燥肌の割合が増える40代には、高保湿の美白化粧水「ケシミン浸透化粧水 とてもしっとり高保湿タイプ」がおすすめ。
保湿だけでなく、美白も叶えるから乾燥くすみやシミのケアもできるんです。
とてもしっとりタイプは濃厚なテクスチャーで、高保湿の化粧水のため乾燥でお悩みの方はぜひチェックしてみてくださいね。
ハリ肌を目指したい方におすすめなのが「VC100エッセンスローションEX」です。
従来品の2倍量のビタミンC誘導体を配合し、2022年2月にリニューアルされました。
まるで美容液!と絶賛されるやさしいとろみ感で、角質層をうるおいで満たします。肌にハリとうるおいを与えながら、キメを整え毛穴を目立ちにくくする効果があります。
「コーセー モイスチュアマイルド ホワイト ミルキィローション」は、とろけるようなやさしい使い心地が特徴の薬用美白乳液。
美白有効成分には高純度ビタミンC誘導体を配合し、今あるシミに加えて未来のシミの元にケアする効果が期待できます。
さらに、ローヤルゼリーエキスが紫外線や乾燥による肌のくすみにアプローチ。
4つのフリー処方で肌に優しくケアできる点も40代の方におすすめできるポイントです。
SK-II を代表する人気化粧水「フェイシャル トリートメント エッセンス」。
「天然美容成分ピテラ」は50種類以上のビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類等を配合。毛穴やシワの予防効果が期待でき、肌本来の機能を整えてクリアな肌へ導いてくれます。
肌が本来持つ成分「天然保湿因子(NMF)」をいくつか含み、肌なじみが良く心地よいテクスチャーも魅力です。
「白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水」は、プチプラで潤い・美白ケアしたい方におすすめの薬用美白化粧水。
美白有効成分にはホワイトトラネキサム酸やグリチルリチン酸2K、保湿成分には2種類のヒアルロン酸を配合し、乾燥知らずの美白肌へと導きます。
肌へのやさしさに配慮した弱酸性で、肌への刺激が不安な方や低刺激設計が好みの方にもぴったりです。
イプサ独自の保湿成分「アクアプレゼンターIII」で水をまとったような潤い肌が持続する「IPSA ザ・タイムR アクア」。
美白成分にはトラネキサム酸、肌荒れケアにはグリチルリチン酸ジカリウムを配合。肌荒れや肌トラブルに有効な成分を豊富に配合し、幅広い肌悩みをケアできます。
特に、とにかく保湿力を求める方や肌荒れ・大人ニキビが気になる方におすすめです。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
40代は肌の乾燥が進行しやすい年代です。そのため、乾燥を落ち着かせるような化粧水の使い方をする必要があります。
ここでは詳しい手順とスキンケアの量について説明します。
アイテムの使用順など、正しい手順がよくわからないままスキンケアをしている人も意外と多いもの。
スキンケアの商品は、正しい手順で使うことで正しい効果が感じられるように作られています。
普段なんとなくスキンケアを行っている人もそうでない人も、一度正しいスキンケアの手順を確認しましょう。
化粧水は肌にうるおいを補う役割の他に、次に使うアイテムの効果を高める役割を持ちます。使用法の指定がないかぎりは、化粧水は洗顔後一番最初に使いましょう。
基本的にはパッケージに記載してある量の化粧水を使用しましょう。しっかり肌になじませないとせっかくの化粧水が肌の上で蒸発することもあり、かえって乾燥を招いてしまう場合も。そんな時は、肌表面から濡れた感じがなくなるまでしっかりとなじませることが大切です。
40代は特に乾燥が気になる年代なので、自分自身でも肌の潤いを見ながら化粧水の量のコントロールをしてあげると良いでしょう。
自分に合った化粧水を見つけたら、より効果的に使えるよう正しい使い方をマスターしましょう。
化粧水は冷たい状態より、人肌の温度に近づけたほうが浸透が高まります。
化粧水を手に取ったら、まず両手で温めましょう。
両手で顔を包み込むように、化粧水を塗布していきます。こすらないように手のひらで押さえながらなじませていくのがポイントです。
全体に塗布したら少量手に取り、乾燥しやすい目の周りや口周りを中心に重ね付けしましょう。
水分量が少ない肌=乾燥肌になるので、化粧水でしっかり水分を肌に入れておくことが大切です。
化粧水を塗布したあとは、ハンドプレスで肌になじませ、手を離したときに吸い付くような保湿感を感じたらOK。
化粧水の種類にもよりますが、やわらかくもっちりした仕上がりを目安にしてみてくださいね。
化粧水のあとは乳液やクリームなどでの油分を与えると、肌に水分の蒸発を防ぐことができます。
40代の肌は化粧水だけでなく、エイジングサインにアプローチできるスキンケアが必要です。
若々しい肌をキープするには、与えるケアと落とすケアのバランスも大切。そこで40代に実践してほしいお手入れ法を以下にまとめました。
どんよりしたくすみ肌は、乾燥だけでなく老化角質の蓄積が原因かもしれません。化粧水の浸透がイマイチだなと感じたら、ピーリングで肌の汚れを落としてみましょう。
ピーリングによって、クレンジングや洗顔では落としきれない汚れをオフできます。
肌のハリツヤにとても効果的ですが、やり過ぎると肌に負担がかかるため週1〜2回の使用を推奨します。
シミやシワを予防するためには、スキンケアの工程を正しく行なうことが基本になります。
このような順番で、水溶性成分から徐々に油性成分を重ねていくと、しっかり肌になじみます。
知らず知らずのうち行なうと、肌トラブルにつながってしまうNG行為にも注意しましょう。
以下の行為はシワやシミ、くすみなどの肌トラブルを招く行為です。
いつものスキンケアでは物足りない、エイジングケアをしっかりしたい方には美容液の使用をおすすめします。
美容液は他のスキンケアより美容成分が豊富で濃度が高いため、気になるエイジングサインにアプローチしてくれますよ。
化粧水の効果を最大化するポイントは?
化粧水の効果を最大限に引き出す方法は、なんといってもきちんと肌になじませること。できれば手を使ってなじませるのがベストです。
体温の効果で浸透率が向上するので、化粧水の効果をより引き出せます。寒さで手が冷えがちな人は、洗顔のときに熱すぎないお湯で手を温めながら洗顔するのもおすすめ。
コットンを使って化粧水をつけている人は、仕上げに手のひらで顔全体を包みながら軽くハンドプレスしましょう。
「医薬部外品・薬用品」と表記された化粧水は何が違う?
医薬部外品や薬用品は国に認可された有効成分が一定の濃度で配合されているのが一般的な化粧水との大きな違いです。
一般的な化粧水とは違い「メラニンの生成を抑える」など詳しい効果の表記が許可されています。成分がどう肌にアプローチするのかがわかりやすいのが特徴です。
注意点ですが、医薬部外品は医薬品とは違います。そのため治療や改善の効果を表記することはできません。
肌悩みや肌トラブルの予防・進行の遅延の効果をより期待したいときには、医薬部外品かどうかを気にしてみるといいでしょう。
化粧水で大事にした方が良い使用感は?
化粧水の使用感で大事にするべきポイントは「使っていて心地いいかどうか」です。自分の肌に合った化粧水は、使用後にベタつきやカサつきを感じにくいもの。それに、肌との相性が悪い商品を使うとかえって肌トラブルや肌悩みの悪化に繋がる場合もあります。
使っていて肌に違和感がなく、よくなじんで使用後にしっとり感があるかどうかは大事なポイントです。
40代だとドラッグストアのプチプラアイテムは使わないほうがいい?
プチプラ、デパコス関係なく「自分の肌悩みにあった成分」「高保湿成分が配合されているアイテム」であることが大事。使いやすい価格から成分を見ていきましょう。また韓国の化粧水もアンチエイジングにすぐれた商品がたくさんあるのでチェックしましょう。
敏感肌が避けた方が良い成分はある?
肌が敏感な人にとって刺激を感じやすいとされている成分はいくつかあります。たとえばアルコールや香料、鉱物油、防腐剤などです。
また、普段は問題なく使えているスキンケアでも、季節の変わり目や体調によって肌が不安定になると刺激を感じることもあります。
肌が不安定になることが増える40代。肌がゆらいだときにはいつもの化粧水をおやすみして低刺激処方の商品を使うというのもひとつの手段です。
気をつけたいのは、オーガニックと名前がついていても低刺激だとは限らないという点です。刺激につながる成分が含まれるオーガニック系の商品もありますので注意しましょう。
スキンケアアイテムは同じラインでそろえたほうがいい?
自分の肌に合っているなら、同じラインでそろえた方がいいです。同じブランドであれば「テクスチャ」「成分の組み合わせ」などの相性が良いというメリットがあります。
しかし、予算的に厳しかったり、自分に合った成分が配合されていないのなら、無理にこだわる必要はありません。
今回は40代女性におすすめの化粧水ランキングを紹介しました。40代は乾燥の進行を避けるためにも化粧水での正しいケアが必須です。他にも肌のお悩みに合わせた化粧水を選ぶのがおすすめ。
10年後も若々しい印象でいられるように、まずは自分に合った化粧水を選んでスキンケアしてみてください!
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