ページ更新日:2023年5月7日
※監修者は「コンシーラーの成分」「コンシーラーの使い方」「コンシーラーの選び方」「メイクの方法」などについて監修をおこなっています。掲載している商品は、監修者が選定したものではなく編集部が口コミをランキング集計したものです。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
20代の肌でも、ニキビやシミ、クマ、そばかす、ほうれい線など「存在を隠したい」と思う悩みは尽きません。
そんなときに活躍してくれるのが、カバー力のあるコンシーラーです。また、涙袋メイク、中顔面短縮メイクなどにも欠かせないコンシーラー。
シミやシワ、クマ、ニキビや、内出血、ソバカスなど肌トラブルの消し方で悩んだ20代がいくつかの美容商品の利用をへて「最後の商品」だと感じたコンシーラーをランキング形式で紹介します。
ファンデーションだけでは目立ってしまう肌の色ムラや気になる部分を、部分的にカバーできるのがコンシーラー。
目の下のクマやシミ、ニキビ痕などを隠すために使う方が多いですが、ほうれい線をカバーするのにも大活躍するアイテムです。
肌トラブルが目立つと、年齢より老けて見えたり生活が荒れているような印象を与えたりしてしまいます。スキンケアだけで肌トラブルを劇的に改善するには限界があるので、コンシーラーを使ったメイクで上手にカバーするのがおすすめです。
※美容の悩みを解決した人たちがどんな商品を使ってきたかをアンケート調査し、有効だと感じた「最後の商品」を調査しました。
※アンケートの結果をもとに「最後の商品」になったおすすめの美容商品を掲載します。
※調査は美容の悩みを解決できたと感じた方を対象に、WEBアンケートを行い有効回答数は5763名です。
面長を短く見せてくれる中顔面短縮メイクや、可愛らしい雰囲気を作ってくれる涙袋メイクなど、コンシーラーは悩みを隠してくれるだけではなく「攻めの使い方」もできる優秀アイテム。メイクごとにあわせた使い方を解説していきます。
面長さんの悩み「顔を短く見せたい」を叶えてくれる中顔面短縮メイクや人中短縮メイク。
ぷっくりした涙袋は、中顔面を短く見せてくれる効果が絶大。頬が短くなると幼く可愛く見せる効果があり、目も大きく見せられるのでメイクで作る方法も流行っています。涙袋メイクに欠かせないコンシーラーですが、どんなタイプを選べば良いのでしょうか?
涙袋の部分に載せるコンシーラーのポイントは「肌より明るい色」。まず、涙袋を描く前にクマやシミ、くすみなどは通常のコンシーラー使いで消しておきます。
その上で、笑ったときに盛り上がる目の下の線にあわせ、アイシャドウかアイラインなどで涙袋の「ライン」を作り、上の部分に明るい色のコンシーラーを載せるのが基本の描き方。さらに、ラメやパールの入ったシャドウを重ねると立体感のある仕上がりに。
涙袋メイクで使うコンシーラーは、「ちょっと明るすぎるかな?」と思うくらい自分の肌色よりも明るめの色を選ぶのがポイント。普通ならコンシーラーが悪目立ちして浮くのはNGですが、涙袋メイクは浮き上がってぷっくり見せるのが正解なので、明るめの色を選びましょう。
人中短縮に使うコンシーラーは唇側に使用。鼻の下に影を作って短く見せる方法に加え、唇の上側の輪郭の上の皮膚部分にハイライトカラーを入れてあげることでより唇をぷっくり見せ、鼻との距離を短くしてあげることができます。
唇の輪郭の山の上の皮膚にチップタイプか筆タイプの明るめのコンシーラーを塗ってあげることで、より鼻との距離を短く見せることができます。
眉の剃り跡や唇の形など、メイクのときにも活躍するコンシーラー。眉毛の形がうまく決まらないとき、描き方を失敗したときに補正に使うもよし、剃り残しの青い部分を隠すのもよし、と様々なパーツに使えます。
眉に使う場合には、剃り残しの青い部分を消したいならオレンジ系で青味を飛ばして。眉毛の輪郭を補正したいなら肌と同じ色でカバーしてあげると良いでしょう。形状は筆タイプのコンシーラーが眉毛の形に沿って塗りやすいです。眉付近はよく動く部分なので、厚塗りはNG。薄く少しずつ重ねてあげましょう。
唇に使うリップコンシーラーは、下の色を透けさせないためにある程度固めのテクスチャのものをチョイス。唇の薄さが気になる方も、固めのテクスチャの方が厚みを出しやすいです。ペンシルタイプなど唇専用のリップコンシーラーが出ているので、不器用さんはそのタイプを使ったほうがはみ出さずにきれいに塗れますよ。
また唇の赤みが気になる方にはコンシーラーで色を消すのも良いのですが、逆に唇のくすみが気になる方には、ケイトのリップカラーコントロールベース / EX-1 忍ばせイエローのようなコントロールカラー下地もおすすめ。上に載せるリップカラーの色の発色も良くしてくれます。
それぞれの肌悩みに応じたコンシーラーの選び方、使い方を解説していきます。自分の悩みに応じて読み進めてくださいね。
お肌の負担を最小限に抑えながらきれいにニキビを隠すためには、次に紹介する3つのポイントを意識することが大切です。
・薬用コンシーラーを選ぶ
・お肌に合うカラーを選ぶ
・コンシーラーのタイプで選ぶ
この3つのポイントを押さえるだけで、理想のコンシーラーを見つけやすくなりますよ。
コンシーラーのなかには、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールや、抗炎症成分のグリチルリチン酸などが含まれた薬用タイプのものもあります。ニキビを隠しながら治すのが目的の方にとってはアクネ菌を殺菌したり炎症を抑えたりできることがメリットです。
ただし、薬用コンシーラーは商品数が少なく、カラー展開もあまり多くないのがデメリット。薬用かどうかはあまりこだわらず、カバー力や自分のお肌に合うカラーがあるかどうかを優先したほうがよいでしょう。
※コンシーラーを塗る順序は、リキッドやクリームファンデーションの場合はファンデーションを塗った後、パウダーファンデーションの場合はファンデーションを塗る前です。
コンシーラーは使い方を間違えると厚塗りになってしまい、シミを上手にカバーすることができません。
コンシーラーはシミの大きさや濃さに合わせて、液体タイプやスティックタイプなど形状を変えることも大切ですが、ブラシなどを使用することでより自然にカバーすることができます。
コンシーラーをブラシに適量とり、内側から外側に放射状にぼかします。最後に肌との境目を指でなじませて完成です。特に点在するシミはブラシを使用することで、カバー力がアップします。
自然な素肌感を出して仕上げるためには、まずは地肌に近い色味を選ぶことが大切です。
血管が浮き出る、全体的に赤ら顔になってしまった、アトピー性皮膚炎や酒さ様皮膚炎の症状が酷いときなど、肌トラブルがひどいときにはコンシーラーを頼りたくなりますね。
でも、肌に赤みが出てしまっているとき、なるべくきれいに隠したいという思いと刺激のある商品は避けたいという思いでコンシーラー選びも難しくなります。
肌への刺激が気になるときは「敏感肌用」「低刺激処方」「石鹸で落とせる」「お湯で落とせる」など肌に優しい処方で作られたコンシーラーを選びましょう。また、敏感肌用だからといってすべてが自分に合うとは限らないので、少量をつけて様子を見るようにしましょう。使って症状が悪化したと感じたときには、すぐに使用をやめることも大事です。
全体的に赤みが出てしまっている場合や、範囲が広い場合にはコントロールカラーを使用しましょう。赤の補色は緑なので、グリーン系の下地を気になる部分使うことで、広い面積の赤みが抑えられます。
その上で、ピンポイントにグリーン系のコンシーラーで赤みを消して、さらに上からベージュ系のコンシーラーを塗ってぼかすことで自然な仕上がりに。ただ、アトピー等で肌がボコボコしてしまっているときは厚塗りは厳禁。余計に凹凸が目立ってしまうので、少量を少しずつ重ねて厚塗り感が出ないようにしましょう。
生まれつきの痣だけだけではなく、怪我、美容整形のダウンタイムなどで出来た内出血を隠したい場合にも活躍するのがコンシーラー。あざの種類別にコンシーラーの使い方を解説します。
基本的には補色と言われる反対色で色を打ち消していくのが効果的に隠すポイント。あざの色別に解説していきます。補色は下の図の反対側の色になります。
赤い色味の強いあざを隠したい場合には、緑色のコンシーラーで赤みを打ち消すのが基本。
あざが濃い場合には、必ずテクスチャーは固めのものを使いましょう。濃いアザにゆるめのコンシーラーを使うと、ぼかすときに薄くなって消しきれなくなるので、固めのコンシーラーが正解です。練りタイプかスティックタイプの固めのものを選びましょう。
面積が広い赤あざの場合は、筆を使ったほうが早いです。手にコンシーラーを出し、筆にとって気になるあざの部分に塗っていきましょう。あざの種類別に綺麗に隠すコンシーラの使い方、やってないけない点などご紹介します。
青あざを隠してくれるのは、赤やオレンジの赤い色味が強いコンシーラー。赤みで青色を打ち消すことができるので、濃いめの色であざより少し広めにとってぼかしていきましょう。その上から少し明るめのベージュ系のコンシーラーを重ね、まわりと馴染ませます。
さらにパウダーファンデーションで仕上げるときれいに隠れます。青あざの周りが黄色くなっている場合は、同じコンシーラーをそのまま伸ばしてしまうと黄色みが強調されてしまうので、コンシーラーは使い分けるのがポイントです。
あざが治りかけのとき、青とから黄色くなってくる時期があります。そのときは赤あざや青あざとはコンシーラーを使い分けた方が綺麗に隠せます。黄色味を飛ばしてくれるのは、ピンク系のコンシーラー。
あざが混じっている場合には、下地やコントロールカラーにピンク系を使い、青あざには赤、オレンジ系のコンシーラーを、黄あざにはコントロールカラーを重ね塗りする形でも対応できますよ。
茶色や黒のあざには専用のコンシーラーを使い、下の色素がすけて見えないような濃いめの色で覆うのが正解。茶色いあざの隠し方は、基本的にはシミの隠し方と同じです。茶色を隠したいとき、オレンジ系の色味は強い味方に。
人から見られると視線が気になるニキビ痕や傷跡、白斑も、コンシーラーならカバーすることができます。手や脚など顔以外にも使えるので、覚えておくと便利なテクニックです。
まず、傷跡に赤みがある場合にグリーン系のコンシーラーで赤みを消し、その後は肌より濃い色の固めのテクスチャのコンシーラーでトントンと馴染ませていきましょう。
範囲が広い場合には、コントロールカラーを使って赤みを消してからコンシーラーを重ねる方が早いです。白斑のように範囲が広い場合には、マーシュフィールドのように医療現場でも使われているあざや傷跡を隠すためのトラブル専用に開発されたブランドを使うのも手ですよ。
複数の色が混じっている入れ墨、タトゥーは、メインとなる色の補色のコントロールカラーで広めにぼかしていきます。輪郭が黒なら白、赤なら緑といった具合です。その上で、自分の肌色とあったコンシーラーを重ねていきましょう。「ボディ用」と記載があるものを使ったほうが摩擦に強いです。
タトゥー、入れ墨隠しに関しては、「ボディコンシーラー」などスプレータイプのものや、貼って隠すシートタイプのものもあるので、範囲が広い場合にはコンシーラー以外のタイプを使った方が早いこともあります。
ボディ用のコンシーラーは専用に作られたマーシュフィールド ボディカバーファンデのような商品を試してみるのも良いでしょう。カバー力がある上に擦れに強く作られているので、服や水などの摩擦でも落ちにくい点で安心感があります。
コンシーラーでのカバーを効果的にみせるには、肌のベースづくりや各パーツの見せ方も大切なポイント。
肌のベースが整っていないと、コンシーラーが化粧崩れを起こしやすくなります。また、目の下クマのカバーは物理的にクマを消すのではなく、視覚的に目立たなくするメイクテクニックです。クマだけでなく、メイク全体での顔のバランスを整える必要があります。
スキンケア、ベースメイク、仕上げでの3つのポイントをチェックしてみてください。
時間がたってクマの部分が乾燥したり、コンシーラーがよれたりしないように、スキンケアで保湿を充分に行い、肌を柔らかくしてうるおいを与えておきましょう。
脂性肌の方はベースを塗る前に、柔らかいティッシュで皮脂を軽く押さえておくと、メイクが崩れにくくなります。
ファンデーションを塗る前には、肌がトーンアップする下地を使うのもおすすめです。クマの影が気になる部分に薄く塗っておくと、コンシーラーがより効果的にはたらきます。
ファンデーションは、保湿力のあるタイプを選びましょう。
瞬きに伴って皮膚がよく動く目の下のクマ部分は乾燥しやすいので、小じわができてコンシーラーが溜まったり、粉を吹いたりすることがあるからです。
コンシーラーの効果を長持ちさせるには、肌のうるおいと柔らかさのキープが欠かせません。
クマを目立たなくするには、ファンデーションの仕上がりが「マット」タイプよりも「ツヤ」タイプがおすすめです。肌にツヤを与えることで、クマの影を目立たなくできます。
コンシーラーでクマをカバーしたら、引き気味で顔を鏡に映して全体の陰影をチェックしてみてください。まだクマの影が目立つようであれば、明るめのコンシーラーを少しだけプラスしてみるのもおすすめです。
クマ以外のパーツにも目を向けてみましょう。
顔の印象の重心が上半分にあるとクマ目立ちやすくなるので、顔の下半分にポイントをおいた口元をぼんやりさせないメイクを意識してみてください。派手めの色のリップやチークやハイライトを利用して頬の位置へ視線がいくようにすると、クマから目をそらすのに効果的です。
ピンポイントにニキビやシミを隠すには?
リキッドやクリームタイプで伸びがよく、筆ペンまたはチップタイプのアイテムが使いやすくておすすめです。色は肌と同じくらいか、少し明るめくらいを選んでみてください。
コンシーラーがよれる場合の対処法は?
スポンジなどでよれを抑えてから、パウダーで整えてください。よれがひどい場合は乳液などを使って部分的に拭き取ってから、改めて塗り直しましょう。コンシーラーを塗るときに量を少なめにし、肌によくなじませておくとよれるのを防げます。
ニキビやシミなど、鏡を見ると憂鬱な気分になる肌トラブル。治し方で悩んだとき、外科的な治療を考える前に生活習慣や食生活なども見直してみましょう。
それでも解決しない場合は、メイクのちからを借りて。すぐにどうにかしたい場合には、コンシーラーを使ったメイクで目立たせないようカバーができます。
肌の色やトラブルと合ったコンシーラーを選んで正しい塗り方を覚えれば、簡単に解決できます。また、眉や唇などの補正にも使え、涙袋メイクや人中短縮、中顔面短縮メイクなど様々な場で活躍してくれるコンシーラー。顔全体のメイクとのバランスを整えながら、ぜひ試してみてください。
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